三宅島モーターサイクルフェスティバルに絶対反対!


三宅島新報 第15号より
2008年10月20日 0:50

■ 三宅新報・第15号  2008年5月1日発行(PDF)

↑より抜粋

忘れられている現状
 3年間の活動で痛感する事は、情報活動の意義であった。三宅島が8年におよぶ噴火・火山ガスによる自然災害地であり現在でも救済されない被災者が多数いることを訴え続けている「三宅島新報」は、全国に発信する唯一の情報誌である。
 3千部を発行し三宅島全戸配布体制を取り関係議員、行政、マスコミ、被災地の諸団体にも可能な限り郵送をしている。
 帰りたくても帰れない在京島民の現状も知られていない。三宅島の噴火・火山ガスの放出で、45%の地域を立ち入り禁止などの制限地区とし、そこの住民に住宅。経済保障も無きに等しい。
 今も喘息などの高感度者や、子供と片親たちが避難を継続している約一千人の存在が忘れられてきている。

悲痛な訴えに涙
 在京島民への帰島への意欲は今も劣ることは無い。在京島民は、加齢が進み生活維持は容易ではない。子供たちも島の生活経験もなく、学業が終わり就職または進学してもわずかしか帰島しない。これでは島の人口増加は望めない。島内の不在家屋保全も8年経つともう時間的猶予はなく台風、泥流、シロアリ、湿気などで壊滅的である。
 三池など高濃度地区の自然破壊、住居破壊は目を覆うばかりである。
 訪問活動を通じて、不帰の客となる在京者や望郷の悲痛な訴えを聞き、涙してきたのである。


2008年11月5日 23:31 必要な三宅島MCフェスタの総括





◆◆◆mixiのコミュに是非参加してください!◆◆◆


三宅島モーターサイクルフェスティバルに絶対反対!