Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


ヒッピーカルチャーとストレート・エッジのはざま
2009年8月4日 22:54

2009年8月1日 20:16 清志郎追悼(Char meets編)

 ↑にて、「もし音楽の道に進んでいたら、ブルースにハマって、今頃“粉系”のドープ(麻薬)におぼれて、ムショとシャバを行き来しながら廃人街道を歩んでいたような気もする」なんて書いたら、タイムリーな調子で、小学校2年生の時に私のクラスに転校してきて、それから中学卒業まで同じ学校だった同級生が、”粉系”でタイーホされて、奥さんが行方不明になっているとテレビとかヤフーで報じてるんですけど。(笑)

 という訳で、つーか、どういう訳か分からないが、↑でCharを紹介していたので、その流れで、Charがシャバに出てきて、最初に日比谷でやった無料コンサートの映像をどうぞ。

Char - 1979・07・14 日比谷 Free Spirit - JL&C - 01 Intoduction


 出てきて一発目が『君が代』というブラックジョーク。(笑) ちなみに、私自身はカセットテープ(笑)でしか聴いたことがなかったが、この年になってYouTubeのおかげで、初めて映像を拝むことが出来た。スゲー時代の進歩を感じる。


Char - 1979・07・14 日比谷 Free Spirit - JL&C - 06 籠の鳥

 『籠の鳥』って、そのまんま。(爆)


Char - 1979・07・14 日比谷 Free Spirit - JL&C - 02 からまわり

 『からまわり』って、そのまんま。(爆)


Char - 1979・07・14 日比谷 Free Spirit - JL&C - 04 風に吹かれてみませんか

 こんな曲を多感な10代に聴いていたら、そりゃーゼッテーサラリーマンになんかなれないという感じで、私にはサラリーマンは無理だった。(爆)

 という訳で、主に60年代のロック・ミュージシャン達は、ベトナム戦争などに対する憤りから、反戦運動に目覚め、それと同時に、フリーセックスやドラッグカルチャーも含めた60年代ヒッピーカルチャーを築きあげ、日本のロック・ミュージシャンも、多くはその洗礼を受けているので、芸能界とか、夜遊び系の人達などにもドラッグは未だに蔓延しているが、こうした、行き過ぎた“自由”に対する反動から生まれてきたのが、“ストレート・エッジ”というジャンルで、このストレート・エッジの特徴は、それまでの快楽的なロックンロールに対抗して、ドラッグ、酒、ギャンブル、恋人や配偶者以外とのセックスをしないというもので、強烈に禁欲的なカルチャーだ。

ストレート・エッジのウィキペディア

 そして、このストレート・エッジに、動物性の食品を全てシャットアウトという戒律を加えた人達が、更に過激な“ヴィーガン・ストレート・エッジ”という人達だが、私自身は、現在は魚や卵は食べてしまうという、ヴィーガンどころか、かなり“ゆるい”ベジタリアンで、菜食主義者というよりかは、“肉食の拒否”の方が適した表現なので、私自身は自分のことは肉食拒否主義者と呼んでいる。

 また、私自身は、ドラッグどころか、タバコをくわえたことすらないという感じで、およそ麻薬的なものは、レーシングスピード程度しか味わったことがない人間なので、60年代ヒッピーカルチャーをひきずったミュージシャンや、単に遊び人が堕落したという人達や、また、その反対のヴィーガン・ストレート・エッジみたいな過激な人達の、どちらにも属さない、“ゆるい”人間だが、普段の自分の愚行に対するせめてもの“罪滅ぼし”で、肉食だけは拒否しているので、ミュージシャンに対してシンパシーは感じられるちょっとストレート・エッジ寄りの人間なのかもしれない。

 まー、コマケー分析はどうでもいいのだが、ドーピング、特に“粉系”は、人間を破壊するので、これを読む方達は絶対に手を出さない方が良いと助言したいが、粉系だけでなく、ハッパ(マリファナ)とか、もっと言えば、法律を守れば正義とばかり、合法的な麻薬であるキャンサー・スティック(タバコ)も、絶対に手を出さない方が良いと助言したいと思う。




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