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2004 ROMC たのしくやろうぜカップ
Round1(10/22)

Results

Laps 20= 22.92km
Pos Class No, Rider Team Machin Laps Gap Fastest Lap
1 SB 11 北山 瑞樹 グミチョコパイン 04 CBR1000RR 20 45.404 9
2 SS 34 荒木 正夫 SP亀石レーシング 04 GSX-R600 20 14.024 45.872 19
3 SB 9 中丸 陽一郎 なんちゃって草レーサー 02 CBR954RR 20 24.679 46.005 17
4 SB 5 稲葉 秀 TEAM speed☆star 00 CBR929RR 20 27.461 46.722 4
5 BB 25 後藤田 祐己太 草食動物 99 GSX1300R隼 19 1Lap 47.603 15
6 AC 19 森谷 靖史 奥多摩刀会&カタナバカ団 83 GSX1100S刀 19 1Lap 47.580 15
7 SB 7 山端 康弘 TEAM speed☆star 03 CBR954RR 19 1Lap 48.311 18
8 AC 23 日暮 徹哉 バカバッカーズ 99 モンスター900 19 1Lap 48.117 18
9 SB 3 大久保 忠義 アジア部品 99 YZF-R1 19 1Lap 48.099 17
10 SB 6 奥田 裕司 ロッセ 04 ZX-10R 19 1Lap 48.848 19
11 AC 14 松江 賢一郎 KGT 99 モンスター900 19 1Lap 48.436 18
12 AC 76 福島 弥 バイクde遊び隊! 92 GSX1100S刀 19 1Lap 49.178 14
13 AC 18 小野田 靖 ガレージしょうのう 92 GSX1100S刀 17 3Laps 52.888 2
14 2ST 62 小嶋 卓也 SHOWA44 92 NSR250R 0 20Laps
15 2ST 37 八木澤 幸紀 頑張るぞーR 93 TZR250RS 0 20Laps
16 2ST 29 中西 信藏 がんばるぞーR 90 NSR250R 0 20Laps


 直前の台風の影響が心配されたものの、当日は快晴に恵まれ、約10ヶ月振りの開催となった今回のロムシーでは、昨年に引き続き参加した常連のライダー8名と、初参加のライダー8名の計16名のライダーの争いとなった。又、今回のレースでは、伝統的な“何でもあり”というマシンレギュレーションに戻したことにより、3台の2サイクル250ccのマシンが参戦した。

 予選では、今年から04モデルのレーサーコンプリート車に乗り換えた、昨年の優勝経験を持つ北山瑞樹選手と荒木正夫選手がどれだけタイムを伸ばすかが注目されたが、2人のライダー共にロムシーでの自己ベストは更新し、北山瑞樹選手のラップタイムがロムシーでのコースレコードとなった。又、フロント19インチの刀を駆る森谷靖史選手が46秒台に入るかも期待されたが、1千分の2秒という僅差にて届かなかった。ちなみに、この森谷靖史選手を先頭に、49秒以内に6名のライダーがひしめき、決勝レースでのバトルを予感させる結果となった。

 決勝では、ホールショットを荒木正夫選手が奪ったものの、荒木正夫選手はその後すぐに北山瑞樹選手の先行を許し、北山瑞樹選手は5位以下の選手を全て周回遅れとする文字通りのブッちぎりの優勝を手にした。また、直前にもてぎでの練習中に転倒して足を痛めていた荒木正夫選手も、北山瑞樹選手には追いつけなかったものの、単独で2位を走り、そのままの順位でゴールした。荒木正夫選手はレース後に、「(北山瑞樹選手に)抜かれてからは戦意を喪失した」と率直な感想を述べている。
 2人のライダーが予選からズバ抜けていた為に、上位のレースは単純だったが、3番手争いは、共にCBRを駆り、予選タイムも共に46秒台だった中丸陽一郎選手と稲葉秀選手のバトルとなった。しかし、当初3位を走っていた稲葉秀選手は、レース後半まで体力を維持するのが難しかったのか、初参加の中丸陽一郎選手に表彰台を明け渡してしまった。
 そして、この日最も熱いバトルを繰り広げたのが、5位集団で、初参加でCBR954RRを駆る山端康弘選手が、しばらく5位をキープしていたものの、後方の同じスズキ車ながら、全くジャンルの異なるGSX1300R隼を駆る後藤田祐己太選手とGSX1100S刀を駆る森谷靖史選手の執拗なアタックを受けることとなり、日暮徹哉選手と大久保忠義選手もこの集団に追いすがる形となった。そして、インフィールドの左ヘアピンにて、山端康弘選手のことを後藤田祐己太選手がかわすと、すかさず森谷靖史選手も山端康弘選手をかわし、その後は2台の新旧スズキ車のバトルとなったが、ベテランの森谷靖史選手も、圧倒的なパワーを味方にしている初参加の後藤田祐己太選手をかわすことはできなかった。結果、この激しい5位争いは後藤田祐己太選手が制したが、6位でフィニッシュした森谷靖史選手は、空冷車の最高位となった。
 後方では、この5位争いの集団から少し距離を置いて、初参加で最年少のZX-10Rを駆る奥田裕司選手が単独走行していたが、急遽エントリーしたGSX1100S刀を駆る福島弥選手と、奥田裕司選手と共にサーキットに来たモンスター900を駆る松江賢一郎選手は、前方の奥田裕司選手を必死で追いかけていた。しかし、2台は独特のフォームで走る奥田裕司選手には追いつけなかったものの、松江賢一郎選手は、風邪の影響で体調の悪かった福島弥選手のことをかわし、11位となった。
 また、今回初参加で、2サイクル250ccのマシンを駆る3名のライダーは、午前中や予選と決勝の間のスポーツ走行にて転倒してしまい、全員が決勝を走れなくなってしまうというバッドラック(不運)に見舞われたが、今回からのルールにより、3名のライダーは予選結果を決勝結果としたので、2STクラスは、小嶋卓也選手が制す形となった。

 今回のレースでは、初参加の2サイクル250ccのマシンを駆るライダーとは対照的に、4サイクル大排気量車を駆る参加者は、予選決勝を含め、1台の転倒者も現れなかったのが印象的だったが、初参加で最年長の小野田靖選手を除くと、全てのライダーは予選決勝共にベストタイムは50秒を切ってしまい、多くの参加者は、「安全に速く」走ることに精通しているという印象だった。



小嶋卓也選手、八木澤幸紀選手、中西信藏選手は、決勝スタートしなかった為、予選結果が決勝結果となりました。

ファーステストラップ:11 北山瑞樹選手 45.404
天候:晴れ
コース状況:ドライ

★第1戦のクラス分け
 (第1戦は、オートバイであれば何でもアリというマシンレギュレーションで開催されました)


★バイカーボーイズクラス
1001cc以上の4サイクル液冷(スズキ油冷含む)3気筒以上車
上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由!

★スーパーバイククラス
637cc以上1000cc以下の4サイクル液冷(スズキ油冷含む)3〜4気筒車
751cc以上の4サイクル水冷2気筒車
上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由!

★スーパースポーツクラス
401cc以上636cc以下の4サイクル水冷4気筒車
401cc以上750cc以下の4サイクル水冷2気筒車
上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由!

★ストリートファイターズクラス
401cc以上の4サイクル液冷(スズキ油冷含む)2気筒以上車で、バータイプのハンドルをトップブリッジよりも上に装着
上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由!

★エアクールドクラス
401cc以上の4サイクル空冷2気筒以上車
上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由!

★SP250&2st500クラス
2サイクル2気筒以上車
上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由!

★ミドルクラス
251cc以上400cc以下の4サイクル2気筒以上車
401cc以上の4サイクル単気筒車
上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由!

★スモールクラス
250cc以下の4サイクル2気筒以上車
400cc以下の4サイクル単気筒車
2サイクル単気筒車
上記に該当するオートバイであれば、ベースマシン改造範囲共に自由!



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