Home > Yamaring > my Machines > my HORNET > 2回目の走行(2005年3月12日)



この日は、
ツクバサーキットにて、
『ツーリストトロフィー』という、
比較的に草レース色の強いレースが開催されていて、
その中のNMクラスというレースに、
私のホーネット600も参加できるということで、
「とりあえず観戦に来ては?」と、
北多摩モータース八王子の松本さんに誘われて、
ツクバーサーキットに観戦に行きました。
↑は松本さん(左)とのツーショット。

しかし、
NMクラスの参加車両は、
皆さんST600レーサーといったイデタチで、
軟弱な私は「ムムム…」と思ってしまいましたが、
まー、
その内レベルアップしたら参戦しようかな〜と思いました。

北多摩モータース八王子さんのホームページ
(クリックすると別ウィンドウが開きます)




北多摩モータース八王子さんのピットの隣には、
私が主催していたロムシーという名の草レースにて、
優勝経験もある、
荒木さん(中央)がいらっしゃいました。
荒木さんは、同日に開催されていた『GSX-Rカップ』に参戦していましたが、
前回トミンサーキットを一緒に走った稲葉さん(左)も、
荒木さんのヘルパーということでパドックにいらっしゃいました。




ツクバサーキットにて観戦している時には、
セックスしたくてウズウズしているのに無人島にいるという気分でした。
私は走ることができないという意味です。

しかし、
午後に入り私は、
2月23日のファースト・ライドに引き続き、
再びここトミンサーキットにやってきました!

セックスしたくてウズウズしているのに、
ハーレムにやってきたという気分です!
そう! 私は走ることができる! という意味です!(笑)




あまりの嬉しさに、
軽トラックの窓から落ちる私。
足が“ツリ”ました。(笑)




この日はツクバ観戦の為に、
本当は走る予定はなかったのですが、
ロムシー最多優勝記録保持者の北山さんに誘われ、
急遽、午後からトミンを走ることに決定したのですが、
私が走行準備している間に、
北山さんは前走車に追突してしまい、
転倒してしまいました!

幸い、
北山さんの体は無事だったものの、
相手の方は負傷していたようでした。
しかし、
北山さんのCBR1000RRは↑のようにボロボロなルックスになってしまい、
実際問題、
カウルステーが折れ、
クラッチが使えなくなったので、
この日の走行はこれでストップとなってしまい、
一緒に走ることができまんでした。
残念!




クラッチマスターのカップがフトンが吹っ飛んだ北山さんのCBR1000RR。

北山さんは、
「33歳って厄年ですか?」
などと私に尋ねていましたが、
北山さんは、
先月に開催された『梨本塾』というイベントのレースの際にも、
前走車に追突してしまったらしく、
2回連チャンの出来事に、
相当に精神的ショックを受けているようでした。




しかし、この日は、
ロムシーのサイトをリンクして頂いていた、
トミンサーキットを走るcattyさんがいらしていて、
私はcattyさんの日記を拝読しながら、
以前から「一緒に走りたいな〜」と思っていたので、
この日偶然御一緒できて良かったです。
↑は、
アグレッシブなフォームが特徴のcattyさんと愛車のYZF-R6。




準備も整い、
私も早速コースインしましたが、
この日は、土曜日で予約も一杯だった為に、
コース上が渋滞していたので、
タイムアタックはやめて、
楽しむことを優先した走りをすることといたしました。

↑は、cattyさんに比べると、
ピヨピヨしたフォームが特徴の私。




cattyさんの走りを観察しようと、
ランデブー走行もいたしました。

cattyさんは私と違い、
スーパースポーツの性能を生かすべく、
バンク角が深いです。




だんだんとペースアップした私。
マシンは、前回の状態に対し、
フロントフォークのスプリングをオーリンズのものに交換し、
リヤサスのイニシャルを弱くしたのですが、
これにより、
加速体制に入った時によりリアへの荷重移行が大きくなったようで、
副次的に、
加速中の切り返しが軽くなったようでした。
具体的には、
第1コーナー立ち上がりから左に少し曲がった後の、
奥の右コーナー進入と、
最終コーナー進入時に、
これまではアウトにマシンを振る余裕がなく、
そのまま真っ直ぐにインに飛び込んでいたのですが、
アウトにマシンを振る余裕ができたので、
よりコーナーの奥からクリップめがけて立ち上がりで加速することができ、
その後のスピードの伸びがよくなるようでした。
しかし、
この日はまだそのメリットを生かし切れていなかったので、
次回まではしっかりイメージトレーニングしたいと思いました。


 

コース上は様々なタイプのマシンで渋滞していたのですが、
左ヘアピン進入時に、
アウトからかぶせる形でCBRに乗る方の横に並んだら、
その方は私が横に並んだことに一瞬気付くのが遅れたようで、
私のホーネットの左のテールカウルに接触してしまい、
テールカウルは割れてしまいましたが、
お互いに転倒しなかったのが不幸中の幸いでした。




CBRの方のフロントカウルも、
この接触によりヒビが入ってしまいましが、
「ケガと弁当は自分持ち」のサーキットの原則に従い、
お互い紳士的に謝罪し合いました。

しかし、「ケガの巧妙」と言っては、
相手の方に失礼ですが、
むしろこれをキッカケに、
こちらのCBRに乗るライダーの方とすっかり仲良くなってしまいました。

ちなみに、
この日はCBR1000RRとCBR600RRに乗る、
CBR乗りの方たちが5〜6名以上はいらして、
これらの方達は、
“しゃみせん”(本当の実力を発揮せず、手を抜いて走ること)
で走っていたようなので、
サーキットには不向きで非力な私のホーネットでも、
なんとか一緒に走ることができました。

しかし、
走行後は、
ホーネット自体の問題点や、
ピヨピヨした私のライダーとしての問題点などが、
色々と浮かび上がり、
スーパースポーツに乗る方達に対抗する為には、
色々とまだまだマシンセッティングや、
私自身のライディングに対してやるべきことが、
山ほどあるな〜と思いました。




天気予報は晴れだったにも関わらず、
急な通り雨が降ってきたので、
この日はこれで“お開き”にすることといたしました。

そしてその後、
店に戻ってきてから、
1回目のホーネットでの走りの映像と、
昨年のGSX-R400での走りの映像を比較してみたのですが、
明らかにGSX-R400の走りの方が切れがよく動きも早い感じなのですが、
原因を色々と思索しますと、
GSX-R400では時々タイヤがスライドしていたのに、
ホーネットでは全然タイヤがスライドせず、
グリップ走行になってしまうものの、
何か車体の動きのレスポンスが悪いので、
恐らくこれは、
GSX-R400は、
タイヤに対してフロントフォークやフレームの剛性が勝っていて、
逆にホーネット600は、
フロントフォークやフレームに対してタイヤのグリップ力が勝っているからのような気がいたしました。

私自身は、
フロントフォークやフレームに対して、
タイヤのグリップの方が勝ってしまっているオートバイに乗るのが初めてだったので、
今後どうしたらいいかお悩み中ですが、
欲を言えば、
ホイールサイズを細くしたいものの、
手間がかかるので、
まー、
とりあえず、このまましばらくはピヨピヨ走っているつもりです。

リファインさんの走行会の前に、
また走りに行っちゃおうかな〜。(笑)


ステップ位置の変更 2005年3月15日