Home > Yamaring > my Machines > my HORNET > ファースト・ライド(2005年2月23日)



この日は、
いよいよトミンサーキットにて、
ホーネット600を走らせることといたしました。

当日は
ファースト・ライドを祝ってくれるかのように、
2月にも関わらず、
4月上旬並の温かさで、
空も御覧のような快晴でした。




あまりの嬉しさに、
飛び跳ねて喜ぶ私。

ちなみに、
ヅラが飛んでしまったので、
髪の毛の部分は修正を加えておりますが、
(ウソです)
合成写真ではありません!
ホントに私が飛んでいます!(笑)

え〜と、え〜と、
証拠は“影”です!(笑)




タイヤが“おニュー”だったので、
走行前には、
パーツクリーナーで表皮を脱脂しておきました。

ちなみに、
私が若い頃は、
「一皮むく」
などとつぶやきながら、
ヤスリでシコシコ表面を削っていましたが、
現在では、
タイヤの外形が変化してしまうので、
こうした脱脂のみのほうが良いようです。




もちろん、
フロントタイヤも脱脂いたしました。




いよいよコースインの瞬間。
大変緊張いたします。

ちなみに、
私は昨年に、
15万円で中古の91年式のGSX-R400Rを購入し、
なんと、11年ぶりにオートバイに乗ったのですが、
その際、
生まれて初めてこのトミンサーキットを利用し、
400ccのオートバイにも関わらず、
オートバイが速すぎてビビってしまいましたが、
GSX-R400Rでは、
トミンサーキットを2回ほど走り
その後、那須mslというサーキットに持ち込んだら、
オーバーレプによりエンジンを壊してしまい、
結局昨年は3回しかオートバイに乗りませんでした。

今回は、
約半年振りにオートバイに乗るのですが、
ホーネット600は、
これまでの自分用のオートバイでは、
最もパワーがあるバイクなので、
ビビってしまうと共に、
外装をオールペンしたばかりなので、
更にビビリミッターの作動に拍車がかかります。(笑)




コースイン後、
まずはカメラマンにピースサインする私。




パーペキにピピリミッターが作動している私。
ほとんどツーリング走行です。

そして、
しばらく完熟走行した後、
普段オートバイに乗っていないことと、
元々虚弱体質なので、(笑)
ブレーキを握る右手がすぐに疲れてしまい、
自分自身の体力と握力の無さを痛感いたしました。




完熟走行を終えて、
少し休んでから、
タイヤが“おニュー”なので、
おそるおそる倒し込んでいきました。




第1コーナー立ち上がりでのバックショット。

私は、
生まれて初めてバーハンドルのオートバイでサーキットを走りましたが、
昨年はセパハンのGSX-R400Rにて、
トシのせいかコシが痛くなってしまいましたが、
今回はバーハンのおかげで、
腰が痛くなることもなく、
私はバーハン車が気に入ってしまいました。




他のスポーツ走行を楽しむレーサレプリカ車に乗る方と比較しても、
私だけオッサンくさいポジションです。(笑)




だんだんヒザが擦れる位までは倒しこめるようになりましたが、
まだまだ思い切りが足りない調子で、
午前中は30秒台のラップタイムで周回し、
ベストタイムは、
この時点で29秒71でした。

まぁ、
とりあえず30秒は切ったのですが、
オヤジ入っているので、
無理をせずにじょじょにペースアップしていこうと思いました。




コーナーが現れたら、
みんなで同じ方向に稲を倒す、
いや失礼、
みんなで同じ方向にバイクを倒すというのが、
主な活動内容である、
私が主催する社会人サークルの、
その名も『ミステリーサークル』のメンバーの、
稲葉さんがお昼前に現れました。

↑は、
「イケメ〜ン!」といった調子の記念撮影の様子。
私は全然イケてませんが…。(笑)




実は、
1人でモンモンと走っていると、
多分私は“守り”に入ってしまうだろうと思ったので、
午後からは稲葉さんに引っ張ってもらおうと、
事前に「一緒に走ろう」と、お約束していたのでした。

↑は稲葉さんが完熟走行の為にコースインする様子。




稲葉さんは、
マシンは私と違って、
バリバリのスーパースポーツ車ベースのもろレーサーですが、
ライダー自身は茶目っ気タップリなお方です。




午前中の私の走りを見て、
稲葉さんより、
マシンが安定していないとのご指摘を受けたので、
やはりダンピング不足のノーマルサスは動かさない方がいいのかと思い、
リアショックのイニシャルを最強にしてみました。




午後からの私の走り、
↑は第1コーナーの立ち上がりです。






第1コーナーを走る私。




左ヘアピンを走る私。




第1コーナーで定常円旋回中の私。
アクセルをまだ開けていないので、
チェーンの上側がタルんでいます。




午後には、
レーサーレプリカやスーパースポーツやモタード系の方など、
様々な方と混走いたしました。

しかし、
中には、ツナギを着用していない、
FTR230や、ホンダのスパーダといったバイクに乗る方も、
スポーツ走行を楽しんでいらしたので、
ツナギを所有していないホーネット250に乗るライダーも、
安心してサーキット走行を楽しむことができると思います!




第1コーナー進入時の私。
私はこの進入直前に、
路面のうねりを拾ってリアが跳ねてしまい、
それにビビってフルブレーキングが出来ず、
この部分がかなり遅いようでした。
しかし、
稲葉さんに聞いたところ、
この部分で路面のうねりは感じないとのことだったので、
やはり、
私のホーネットはリアショックを固くしすぎなのかもしれません。
ああ、オーリンズとか入れたいな〜。(笑)




倒し込みの様子。




第1コーナー進入の様子。




稲葉さんと私のランデブー走行。




もろレーサーライクな走りが特徴の稲葉さん。
コーナーリングスピードも速く、
バンク角が深いのが特徴です。




オヤジライクな走りが特徴の私。(笑)
コーナーリングスピードが異常に低く、
↑の稲葉さんと比較しても、
バンク角が非常に浅いのが特徴です。




午前・午後と走り、
クタクタになってしまった私。

結局、
稲葉さんに引っ張ってもらおうと必死に稲葉さんを追いかけたのですが、
私より1秒も速く走っていたので、
全然おいつけず、
ベストタイムは、
午前中よりかは少し上がったものの、
29秒66がベストタイムでした。

稲葉さんのお話だと、
GSX-R400Rに乗っていた頃の私は、
「どうなってもいいや〜」みたいな調子でアクセルをあけていましたが、
ホーネットに乗る私は、
ビビリミッターが働いていたということでした。

実際、
オールペンしたばかりのホネスの看板バイクなだけに、
かなりビビリミッターが作動していたので、
タイムを出すには、
どこかで“キレる”必要があるのかもしれません。

でも、
中年ライダーの趣味なので、
無理せず楽しみたいと思います。(笑)

ちなみに、
最近の『モーターサイクリスト』誌にて、
かの有名な梨本圭氏の新車のテスト記事で、
ホーネット600と最も性能が近そうなオートバイである、
カワサキのZ750が、
梨本圭氏のライディングで27秒74だったので、
私は当面は、
この1秒落ちくらいのタイム、
つまり28秒後半くらいのタイムを目標にしようと思いました。

今回は目標に対して、1秒も遅いタイムでしたが、
まぁ、
トミンサーキットを走るのもまだ3回目なので、
のんびり行くといたしましょう。




↑は、
ファースト・ライドにて、
とりあえず転倒という最悪な事態は避けることができた私のホーネット600。


★本日のベストタイム★
29秒66
(自己ベスト29秒34)




★2005年2月24日追記★

ちなみに翌日の私の体は、
全身がまんべんなく心地の良い筋肉痛に襲われていました。

つまり、
モーターサイクルスポーツは、
スポーツの一種だと私は思うのですが、
我が国では、
まだまだオートバイによるスポーツライディングに対する認知度が低いようです。

従いまして、
私は今後も我が国におけるモーターサイクルスポーツの認知度の向上と、
底辺層の拡大に邁進していく所存ですので、
これを読む皆さんも、
是非、
一般公道では味わえない、
オートバイのスポーツライディングの魅力を味わって頂きたく、
サーキットにいらしてください!

また、
現在ホーネットに乗っている方でサーキット走行に興味のある方は、
是非ホネスまで遊びにいらしてください!


 

↑は、
翌日ホネスに持ち帰った私のホーネットのリアタイヤのトレッド表面です。
稲葉さんによると、
きれいに溶けているとのことでした。

ちなみに、
空気圧は、
ホーネット600はフロントが2.5キロ、リアが2.9キロと、
まるで200キロ以上の車重がある、
リッターネイキッドのような指定圧となっていましたが、
スピード☆スターの水口さんに、
「そんなに空気入れたら跳ねちゃいますよね〜?」
と相談したところ、
私のホーネットと私の体重(45キロ)の合計から考えても、
普通に600ccクラスのオートバイでレースしている人達と同じ空気圧で大丈夫だろうとのことだったので、
今回、
私のホーネットは、
トミンサーキットに合わせて、前後共1.9キロの空気圧といたしました。


 

リアタイヤはトレッドの端まで使えましたが、
フロントはまだまだトレッドの端まで使っておらず、
バンク角が浅いことがよく分かります。
特に左ヘアピンは相当にビビっていることが分かります。(泪)

ちなみに、
昨年走らせたGSX-R400Rでは、
前後共時々スライドすることがありましたが、
今回の走行では、
前後共、
全くスライドしたことはなく、
分かりやすく言えば、
100%グリップ走行で、
明らかに私のデーウー(ウデ)に対して、
タイヤの性能が上回りすぎている感じでした。

つまり、
現在の私のデーウーでは、
ホーネット600はタイヤが太すぎだと思います。(笑)

でも、
ホンダの古き良きフロント16インチタイヤの、
グングン切れ込む特性は大変気に入りました。
フロント16インチ最高!(笑)


稲葉さんの車載カメラによる私の走行の映像
(メディアプレーヤーにて映像がご覧になれます)

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フォークオイル&スプリング交換 2005年3月5日