Home > my Machines > my GSX-R400R > ゼッケンプレート装着他(2004年7月23日)

Text by Erv Yamaguchi

6月2日に久々にオートバイという乗り物に乗ってから、
1ヶ月以上も経過してしまったが、
再び走り出すべく、愛車のジスペケを色々とモディファイしてみた。





 

『前のりティ』は、外足のつま先が大きく外側に向いてしまう為、
ヒールガードがあると、
そのままステップの外側の方に足を載せることとなってしまうが、
これにより、
前回の走行では足が外れやすかった為、
ヒールガードは左右ともなくしてしまったが、
以前、こうした状態で走っていた時、
ブーツの“かかと”がチェーンに当たって、
ブーツの“かかと”がなくなってしまっていたので、
今回は、チェーンを踏まないように、
自作のチェーンカバーを取り付けてみた。

また、
シートはノーマルのブ厚いラバーを取り外し、
そのままだとさすがにお尻が痛いので、
プロト製のシートスポンジを貼り付け、
シート位置を低くすることで、
ステップが上がったかのような効果を得てみた。
バックステップがない苦肉の策である。

ちなみに、
前回一緒に走行した稲葉さんからは、
「前ノリティだからシートバックはいらないらしい・・・・」
と御自身のサイトに書かれてしまったが、
今まで考えもしなかったものの、
言われてみれば、
私にとってシートストッパーは、
喫煙席のすぐ隣の禁煙席みたいなもので、
全く意味がないと言える。
ちなみに私は、
超ウルトラ嫌煙家なので、
これを読む読者の皆さんは、
私のそばでは絶対にタバコは吸わないで頂きたい。


 

以前から気分が悪かった、
タンデムステップをかねている為に、
非常に無骨で重い作りだったマフラーステーも、
レーサーらしくシンプルなものを自作した。
何てことはなく、
アルミのステーの両端に穴を開けただけのものである。


 




私は重くて大きいノーマルのカウルが嫌いで、
逆に、アメリカやオーストラリア辺りの“田舎の草レーサー”みたいな、
ただの四角いゼッケンプレートが大好きなので、
前後とも、市販の3枚で2000円位のゼッケンプレートも取り付けてみた。
これでもうレースに出られる状態になった。

また、
前回の走行では、途中にイニシャルを2目盛りほどかけたが、
まだフロントが入り過ぎることにより、
フロントが流れる時があったので、
更に2目盛りほどイニシャルをかけ、
それに伴い、
車高を調整する意味で、
突き出しを5mmほど大きくし、
結果、突き出し量は30mmとなってしまった。




シートレールの下側の荷物フックみたいなでかいステーもサンダーで切り落とし、
重いマフラーステーとメインスイッチと水温計を取り外したことで、
約1.5kgの軽量化となった。




さて、
前回の走行でダメ出しした部分を、
だいぶ改善したので、
7月28日(水)には、
再びトミンサーキットを走る予定である。

ちなみに、
前回のベストタイムは29秒76だったが、
今度は28秒の前半を狙っていきたいが、
狭いサーキットだけに1秒以上のタイム短縮がとげられるか、
非常に難しい事実である反面、
私自身とても楽しみである。

という訳で、
サーキット走行は、
自分の成長がタイムという名の審判者によって明らかにされる訳だが、
自己成長の為にサーキットやオートバイに接している私は、
ストリートを走ることなど、
全くナンセンスであり、
これを読むストリートをカッ飛んでいるというライダーは、
2輪に対する一般の方のイメージの低下にもつながるし、
ストレートに他人に迷惑をかける事故も起こしたりしてしまう可能性も高いので、
合法的であり、
健全なサーキット走行がお薦めである。

という訳で、
「是非みんなで一緒に走ろう!」
と言いたいところだが、
敬愛する北山さんと同じく、
私も1人っ子で育って、
割と孤独を愛すので、
皆さんもそれぞれ“自力で”頑張って頂きたい。
走るとなると、
自分のことで精一杯なんだよ!(笑)


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