Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


森田健作知事の二枚舌が露呈(備忘録)
2009年10月17日 17:01

「森田健作知事の二枚舌が露呈」(世田谷通信)

前原誠司国土交通相が羽田空港の国際化を目指すと述べたことに対して、成田国際空港をかかえる千葉県の森田健作知事(本名・鈴木栄治、59)が激怒して見せたが、これが森田健作氏お得意の幼稚なパフォーマンスであったことが分かった。今回、前原国交相が「来年10月に羽田の第4滑走路ができることを契機として羽田の24時間国際化を目指す」と述べたことに対して、森田健作氏は「羽田は国内線、成田は国際線という位置づけでスタートしたのに、こんなに理不尽なことが続くなら千葉県は怒りますよ!冗談じゃない!」とオーバーな手振り身振りを加えてテレビカメラの前で激怒して見せた。しかし、11年前の1998年、東京大田区の東京4区から衆院選に出馬した森田健作氏は、大田区がかかえる羽田空港の国際化を公約に掲げ、「羽田空港の国際化!森田健作、40代の青春をすべて燃やします!」と連呼し、当選していたのである。かつて自身が「羽田空港の国際化」を公約に掲げて衆議院議員に当選していながら、今回、前原国交相が「羽田空港の国際化」を目指すと述べたとたんに、「羽田は国内線、成田は国際線という位置づけでスタートした」などと、過去に自分が批判していた見解を持ち出して派手な激高パフォーマンスを披露し、翌日の前原国交相との会談では、わずか20分で満面の笑みを見せ「和解できた」と高笑い。すでに千葉県での不支持率が85%にも迫る勢いの森田健作氏が、自身の支持率回復のために幼稚なパフォーマンスを繰り返す気持ちも分からなくはないが、新政権が国民との約束を守るために必死に努力している時に、くだらない個人的な問題で足を引っ張るのは自重すべきだろう。(2009年10月16日)


森田健作 11年前は羽田空港国際化を公約してた
※HQを外してノーマル画質にすると再生が早いです。




 「何かやってくれそう」で政治家をセレクトするのは絶対にやめよう。




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