Erv's Letters index Text by Erv Yamaguchi


三宅島からの内部告発
2008年8月14日 21:17

 8月1日には、本年度の三宅島モーターサイクルフェスティバルの詳細が発表された。
 島の人達の暮らしとはかけ離れた発想で、こんなバカげたイベントが決行されることに対して、戦慄を禁じえることなど出来ない。

 私はこのイベントに対して、終始、石原慎太郎の悪政を批判してきたが、このイベントを擁護する人達の幼稚で茶番な意見を知るにつけ、石原慎太郎だけでなく、三宅村の役場の職員や、既得権益にしがみつく、マン島で石原慎太郎の接待を受けた平野祐康村長と、“無投票”で当選した、このイベントを強く推進する佐久間達己村議に対しても怒りにふるえた。

 そして、ストレートに三宅島モーターサイクルフェスティバルを批判する内容のページを自身のサイトにアップしたことで、様々な方から、激励なども頂くようになったが、中には、内部告発ともとれる貴重な情報も頂くことが出来た。

 では、情報提供者の方の許可を頂いたので、以下に紹介するとしよう。


 臨時である三宅村役場の横に体育館があります。そこは基本的に役場が倉庫として使っていますが、そこには個人情報が記載された本来金庫やカギのかかる場所に保存すべき膨大な書類が放置されています。
 そこの一角に三宅島モーターサイクルフェスティバルで使用された旗、カレンダー、ステッカーが大量に余って放置されています。イベント前に各家のポストに配布されたものです。村の職員が何も考えず大量に購入して余らせたものです。今年ももちろん購入するでしょう。他にも配布されたと思われる大量のお酒(明日葉、帰島三宅など)、招待客に配られたと思われるハブラシなどの生活用品が大量に余り放置されている状態です。一部は担当職員に配られたそうです。

 税金で購入したものがなぜ職員の手に行くのかも不明です。

 ここには職員だけではなく、住民も簡単に立ち入ることが可能です。なおイベント当日に警備を担当したのも東京都と三宅村の職員で、多額の残業費がかかっています。ボランティアでの参加ではありませんでした。

 もともとタイムカードで仕事をしているわけではないので時間は自己申告制です。この時間も統一されていたようで余剰に支払われているようです。

 第二回定例会一般質問も読ませていただきました。

 平川議員が質問している滞納金の処理についてですが、すでに納付延長特例も終わり5年間経過していることと、これに対して村は督促状を発行していないので時効を迎え徴収できないものが数億に上ると問題になっていました。
 こんな財政を行っているにも関わらず、また数億円を掛けバイクイベントなんていうことをやろうとしていることに対して私も強い不信感を抱いています。



 私の覚えている三宅島モーターサイクルフェスティバルの副産物余りは、コンビニなどでよく売られているようなハブラシセット(ハブラシ・歯磨粉)が数箱、日めくりカレンダー(住民に配られた物)も箱であり、お酒(明日葉焼酎、帰島三宅(焼酎))なども箱で放置されています。他に見たのはフェスティバルステッカー、道路で住民が振ると思われる紙でできた旗です。イベント終了後、主催スタッフが一部持ち帰ったようですが、それでもあまったんでしょうね。

 私は直接このイベントに関わったわけではないのでこれ以上はわかりませんが、他にも多数あるでしょう。

 これは守秘義務にあたるようなことでもなんでもないのでぜひ住民の方にも知ってもらいたいです。

 もともと村役場自体無駄が多いですから、村長が東海汽船に乗って出張上京する時は他の職員など知り合いを集め、自分のいる1等部屋で到着までお酒を飲んでいます。1等には一般人の目はありませんので。

 出張自体職員には1等料金が支給され、みんな島民割引(3割)を使い余剰金は懐に入ります。村長だけは確か半額になると聞いた記憶があります。
 このような無駄にお金を支払う条例は役場の若い職員には変更したりする権限もないので、無駄が沢山あります。

 出張上京して領収書がなくても一泊1万円が支給され、東京に家がある人はそこに帰るので実際には1万円は使用しないんですから。
 東京とはいえ島という特殊条件でマスコミなどがあまり介入しないのでそのままズルズルいっています。

 ぜひバイクフェスティバルだけではなく、村行政も少しはよくなればいいかなっと思っております。

 これからもがんばってください。


 これまでの三宅島の役場の人間達は、離島という立場を利用して、税金を食い物にしてきたようだ。島の弱者を切り捨てて。
 こうした人達が、弱者切り捨ての石原慎太郎と強い親和性を発揮したのも想像に難くない。
 また、知ってか知らずか、一部の2輪業界の関係者も、こうした人達にすり寄ってしまった。

 また、500gの“塩”を、12,600円で販売している怪しい人達も、三宅島モーターサイクルフェスティバルに対する親和性を増しているようだ。

 もしあなたの身の周りに、未だ“良かれと思って”このイベントに参加したり賛同しようとしている人間がいたら、「とにかくやめろ」と助言するのが親切心というものだろう。

 また、個人のバイク乗りだけでなく、健全な判断力を持つ2輪業界関係者は、バイク王やハーレー・ダビッドソン・ジャパンなどの愚行を反面教師にし、三宅島モーターサイクルフェスティバルには絶対に関わらない方が良いと助言したいと思う。なぜならば、協力しても労多くして報われず、それでいて、イベントの欺瞞性が一般に知れ渡ったならば、イメージの悪化という名の損失は計り知れないからで、ビジネスライクにリスクを天秤に掛けたとしても、ほとんど何のメリットもないどころか、むしろ収支はマイナスになる可能性が高い。利用して儲けられるのは、石原サイドの利権と、元々イメージが悪い怪しいビジネスに携わっている人達だけである。

 あなたがフツーの企業なのであれば、権力や税金に頼らず、自分で稼げ。


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